みなさん、MUKKIという乳製品の会社をご存知だろうか。
1934年に創業された、フィレンツェの乳製品の会社で、トスカーナで牛乳と言えばMUKKI、MUKKIと言えば牛乳というほど有名な会社です。スーパーに行くと乳製品売り場には、MUKKIの牛乳、モッツアレラチーズ、ヨーグルト、生クリームなどが並んでいます。各スーパーのオリジナル乳製品に比べ、MUKKIのものは価格が少し高く、品質に自信があるが故の価格設定だと思われます。牛乳など飲み比べるとよくわかります。牛乳専門家ではありませんが、濃さの違いを感じます。添加物などが入っていない分、牛乳など夏場には冷蔵庫にきちんと保管していても飲みかけはすぐに腐ります。
今回はそのMUKKIのパンナコッタをご紹介。
価格は1.60ユーロ(約227円、円がまた安くなっている😢)です。
この紙のパッケージの中に質素な容器に入ったパンナコッタが二個入っています。
パンナコッタ クレームカラメル風と書いてあるので、パンナコッタにキャラメルソースをかけましたということなのだろうと、パッケージの写真から伺えます。ひっくり返すと幼少のころ食べたグリコのプッチンプリンのようなここをポチっと折ればきれいにひっくりかえせるよのつまみ?があります。
あけると、予想していた通り、真っ白なパンナコッタではなく、クレームブリュレのソースが共に入っています。
ひっくり返します。もっと考えなくてはいけない問題が人生には山積みなはずなのに、今はこれがうまくひっくり返せれば幸せ。ポチっとつまみを折ります。
そっと容器を外します。
キャラメルソースが出てきました。あっうまくひっくり返せました。
スプーンを入れてみると、思ったより固い!!例えると木綿豆腐と胡麻豆腐の真ん中の固さです。
味は、濃厚なパンナコッタに甘すぎないキャラメルソースがかかっていて濃厚なのにしつこくありません。
牛乳の旨味がよくでていて重すぎず、軽すぎずとっても美味しかったです。柔らかくないことで口の中でより旨味を長く味わうことができます。
味にも感動しましたが、なかなか、説明書通りに何かをしてもうまくいかないイタリア商品が多い中、日本と同じプッチンプリン方式が採用されていて、それがうまく各家庭でできるようになっていることに驚きました。
安くておいしいパンナコッタ、朝食、おやつにいかがですか。